2012年9月11日火曜日

Throw someone to the wolves. 見捨てる

木曜に旧友が日本から遊びに来ることになりました。ロスに数時間だけ滞在出来ることが分かったので、空港近辺で一緒に昼食をとることにしました。といってもサンディエゴからロスの空港までは下手すりゃ3時間かかります。往復5,6時間かけるとなると、休みを取らなければならん。それは避けたい。しからばロングビーチ支社で無理やり用事を作り、出張扱いにしてしまおう、と目論む私。支社で働くミシェルに「何か仕事ない?」と問い合わせたところ、

「最近PMに指名された若い社員が二人いるの。トレーニングしてくれる?」

これはラッキー!

「その人達はどのくらいプロジェクトマネジメントの基礎知識があるの?」
念のためメールで尋ねると、こんなレスポンスが返って来ました。

“They know nada. They’ve pretty much been thrown to the wolves.”
「な~んにも知らないわ。狼の群れの中に放り出されたってとこよ。」
Thrown to the wolves.?う~む、なんでそういう返事になるのかな?

で、いつものように同僚ステヴに解説してもらいました。
「生存の可能性がほとんどないと知りつつ、誰かを過酷な状況に放り込むってことだね。Throw someone under the busと同じだよ。」
「え?でもさ、それは自分の身を守るために人を犠牲にする話でしょ。今回のケースは当てはまらないと思うんだけど。」
「う~ん、そうだね。確かにこの表現には単に誰かを見捨てる、という意味もあるけど、一般的には誰かの身代わりになって見殺しにされる、というケースで使われることが多いんだ。」
「今回のケースでは、誰の身代わりか謎だなあ。」
「その人が、微妙にイディオムの使い方間違ってるって可能性もあるよね。」

おお、そうか。その可能性は考えなかった。確かに日本人だって、慣用句の使い方間違えることあるもんな(「情けは人のためならず」とか)。アメリカ人が全員、イディオムを正しく使ってるとは限らない。しかも彼らの多くは、合っていようが間違っていようが、自信たっぷりだし…。これは要注意です。
そんなわけで、若いPMたちが実際誰かの身代わりになったのかどうか、確認して来ます。

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