2011年8月24日水曜日

Off the top of my head

ここ最近、会議やメールでこんなセリフを良く見聞します。

“I don’t know off the top of my head.”
「パッとは出てこないんだけど。」

“Off the top of my head I would say we’ll double our profits in the next three years.”
「おそらくだけど、うちの利益は三年で二倍になると思うよ。」

なんとなく理解した気分になってからよくよく考えてみると、どうも腑に落ちません。my head (頭の) the top of (てっぺんを)off (離れて)と分解してみると、この off という部分が納得出来ないのですね。さっそく同僚マリアに尋ねてみると、
「まったく、ナンノコッチャって感じ(doesn’t make sense at all)の表現よね。」
という反応。アメリカ人でもそう思うのね。

弁護士の同僚ラリーにも意味を尋ねたのですが、
「う~ん。確かにそうだね。なんでそういうのか、 “off the top of my head” 分からないなあ。」
と、さっそくイディオムを使って切り返されました。

後日調べてみたところ、どうやらこれは1900年代半ばから使われているイディオムらしく、「頭の中身を使わずに出した答え」というのがそもそもの意味らしい。だからoff が使われてるのか。「脳みそと離れたところから出た考え。」

ようやく納得です。

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