2011年6月23日木曜日

Back to back ひっきりなしに

月曜の朝一番、ダウンタウンのオフィスで打ち合わせをしていたところ、同僚セシリアがこんなことを言いました。

“I have back-to-back meetings this afternoon.”
「今日の午後は会議がバック・トゥ・バックで入ってるの。」

このフレーズ、前にも何度か聞いたなあ。…で、打ち合わせ終了後に辞書を引いてみたところ、「背中合わせの」と「連続した」という二つの意味が出ていました。一瞬納得しかけたのですが、ここであれっ?と疑問が湧きます。「背中合わせ」というビジュアルイメージが、「連続した」イメージとうまく噛み合わないのです。電車ごっこみたいに数人が前を向いて数珠繋ぎになっている姿だと、素直に受け入れられるんだけど…。

さて、昨日と今日はオレンジ支社で仕事。久しぶりに会った同僚スティーヴンに、この疑問をぶつけてみました。
「背中合わせということは、お互い反対向いてるわけでしょ。連続している、というスムーズな状況は連想できないんだよね。」
「う~ん、それは違うな。誰かと背中合わせに立ったところを想像してみてよ。お互いの距離がすごく近いでしょ。だから、続いてるという点よりもむしろ、何かと何かが近接している、という意味合いに繋がってるんだよ。 Back-to-back meetings は、会議がひとつ終わったら間髪入れず次のが始まる、という状況を指してるんだ。」

おおっ、明快な解答!これですっきりしました。何でも聞いてみるもんだなぁ。
てなわけで、私の和訳はこれ。

“I have back-to-back meetings this afternoon.”
「今日の午後は会議がひっきりなしに入ってるの。」

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